日本語ペラペラなソティリのレストラン

ロードス島旅行、前回からの続き。

日本人と結婚しているというソティリのレストラン、Mama Sofiaに行ったものの、ソティリはいなかった。

でも他のウェイターさん達に私たちのことを話してくれていたらしく、

「お店からのサービスです」


と気前よくピザやらワインやら色々持って来てくれる。

ソティリと奥さんもすぐに来た。




ウニとカニ♪ 母が写真を撮るまえに、かなり食べられちゃってます(笑)


私たちが頼んだのはこれ。

キドニャという貝


パイダキア。羊のスペアリブ


ギリシャ料理盛り合わせ。

この盛り合わせ、ウェイターさんが両腕で円を作って、
「こんなに大きいんだよ。」

というのを冗談として受け止めてたら、ホントに巨大なお皿だったのでかなりびっくりした。
メニューには2人前とあるけど、3人で食べてもお腹いっぱいになる量がある。

騎士団長の宮殿のすぐ近くに、お土産やさんと一緒に並んでいるお店なので、
味も観光客向けかもしれないと思ってたんだけど(ゴメン

どれもとてもおいしかった

羊肉が食べたかった父も、スペアリブを大満足で食べてた。

ソティリが言うに、ここは彼のおばあちゃんが開いたレストランで、家族経営でやっているレストランだそうな。
だから何となく素朴な感じがあったのかな。

日本語のメニューもあるし、おすすめです



デザートのバクロバとガラクトブリコとアイス。
これもサービスしてくれた♪


さて、ソティリの日本語が1年でどうしてこんなに上達したか興味深々の私たち。

毎日4時間みっちり日本語学校で勉強してたことはもちろん、
日本人の彼女ができたというのもかなり大きなプラスだったらしい。

「でね、この人がその彼女で、日本語学校の僕の先生だったんですよ。ウヒヒ。」

と隣にいる奥さんを見ながら嬉しそうに話す。

「普通の生徒は、学校が終わった後は母国語を話す友達と遊んだりしてたけど、
ソティリは私と一緒にご飯食べて、その間もずっと日本語だったから、ギリシャ語や英語を話してる時間なんてなかったんですよ。」


と奥さんの智子さん。


「最初のうちは日本語が話せなかったんです。でも分かりたい気持ちばかりが焦って、頭が大回転するんです。でも分からないから頭痛がしてました。」

うーん、何か分かる気がする・・・。


タソには、とりあえずドラマやマンガを見た方がいいとアドバイスしてくれた。

「オタクになるぐらい見ろ!」

だって(笑)
色々おすすめしてもらった。


気がつけば3時間も食べてた(ってか、おしゃべりしてた)。
本当にきさくで素敵な二人だった。






日本語を勉強しているタソっちにはものすごくいい刺激になったみたい。





その夜、タソはこんな夢を見たらしい。




タソが日本にいて、外国人と一緒にいるんだけど、
みんな日本語がペラペラで1人だけ分からなくて焦ってるという・・・。


単純だなぁ(笑)
がんばってくれぃ、タソっち。


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ロードス島は国際結婚者だらけだった

エギョを堪能したあとは、ロードス島へ。

初日は旧市街を散策した。


石畳に石の壁、他の島とは明らかに違う島。
中世な雰囲気がとても美しい。




イポトン通り








Port Gateを出てすぐ


海にはかわいい船のお土産やさんと魚やさんが並ぶ。


トルコ市場

ここらで休憩しようと、適当にレストランに入る。

ギリシャ語でオーダーすると、やはり驚かれた。

「何でギリシャ語を話せるんだい?」


「この人(タソっちを指して)と結婚してるんです。」

「ほぉ、そうか! 僕の妻もフランス人なんだよ。」

バリバリの観光地だったのに、とても温かいウェイターだった。
食事も期待以上だった。



旧市街で一番高い建物だという時計台へ行く。

5ユーロ(だったかな?)のチケットに飲み物(ビール含む!)が込みだというから、なんだかお得な気分。






チケットを買って門をくぐると早速出迎えしてくれる騎士団の鎧。
記念写真取り放題(笑)



上からの景色は最高


宮殿もバッチリ見れる。


奥の方にカフェがあって、そこにもう一つ鎧が。

鎧の大サービスだ(笑)


この時計台、150年前まではゼンマイ式だったらしく、当時のぜんまいが展示してあった。


人がいなかったのでカフェで飲み物を作ってくれたおじさんとおしゃべりする。

「へぇ、国際結婚ね。僕の奥さんもタイ人なんだよ。」

さっきのフランス人に続き、この人もか!!





さらに散策を続けて、また疲れたので騎士団の宮殿近くのレストランで飲み物を頼む。

「君、ギリシャ語が話せるのかい。」

「僕のいとこも、日本人と結婚してるんだよ。」



この島にはギリシャ人と結婚してる男性はいないのか、と問いたくなる(笑)



父と母がオリーブ石鹸などを買いたいというので買い物に付き合ってると、
いつもは初対面の人に対してシャイなタソっちが、店の外で知らない人と楽しそうに話している。

(昔の友達と再会したのかな?)


買い物を終えてタソの所へ行くと、


「さっき、日本人と結婚してるいとこがいるってレストランの人が話してたでしょ?」
「この人がそのいとこだって(笑)」


「えー!そうなの?」


「こんにちは。ソティリと申します。はじめまして。」

と彼は流暢な日本語で私たちに挨拶してきた。


日本に日本語を勉強しに行って、驚くべきことに、たったの1年でここまで上達したらしい。
これはタソっち、上達の秘訣を聞き出さねば


「今晩食べに来て下さいよ。色々サービスしますよ♪ 晩は妻も来てるだろうし。」



という訳で、夜また行ってみることにした。


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オドントトス登山鉄道

釣りの後はカラブリタのオドントトス登山鉄道に乗りに行った。
昔日本のテレビで紹介されていて、家族みんな釘付けになった鉄道だ。


こんなスレスレの所を走るの!!


始発のディアコプトの駅までは、なんとタソパパの家から車で15分で到着。
こんなに近いのに今まで行ったことがなかったなんて。


なんてことない駅

タソパパがここで私たち4人を降ろして、終点のカラブリタでピックアップしてくれるというプラン。
車は5人乗りなので、タソママはお留守番


列車の旅は約1時間。22kmをのんびりと走る(片道€9.5)。





そして、テレビで見た岸壁スレスレの線路と、列車がやっと通るくらいの細いトンネル!!



結構な迫力だ。


大満足でカラブリタに到着。



タソ曰く、この鉄道も民間経営で、赤字らしい。
(そして今のギリシャじゃ、赤字抱えた鉄道なんてどの民間企業も買ってくれないよね。)


私たちが乗ったこの日も、1車両の半分も埋まってなかった。



駅が冴えないのは味としてとらえてもいいが、まるで情報がない。

あるのは始発駅にあったこのゆるい地図のみ(笑)


「ディアコプトからカラブリタまで22km。
建設期間:1889-1896
主要時間:68分
歯形レールの距離:3400m
歯形レールの最高傾斜:145 ο/οο」

この登山鉄道はどうして誕生したのか、どんな苦労があったのか、残念ながらそういう情報はない。


車両は普通に街を走っていそうなもの、しかもなぜか新型。
レトロなトロッコ列車だったりすると素敵なのになぁ。


そして、日本だったら列車の中で説明の放送が流れたりするが、そんなのもなし。

さすが民間企業。商売っ気がない。





カラブリタに到着。可愛らしい町だ。


カラブリタに着いて父が気づいたのは、お土産やがたくさん立ち並んでいるのに、どこも鉄道をモチーフにしたものを売っていないということだ。
この鉄道についての本などもなし。

売っているのはおもちゃやハーブ、オリーブ石鹸や海綿など、どこのお土産やでも売っているものばかりだ。





この点も、日本だったら町おこしと言わんばかりに盛り上げるに違いない。



なんだかもったいないなぁ、こんなに素敵な鉄道なのに。


何はともあれ、このオドントトス登山鉄道、あまり知られていないので、予約なんて絶対いらないし、
好きな席に座れるので穴場ではある(笑)
かなりすがすがしくておすすめだ。




最後に、あのゆる地図が教えてくれなかった、この鉄道についての情報を追記しておこう。


昔カラブリタはなかなか大きな町だったらしく、人や物を運ぶ鉄道が必要だったらしい。
そこでフランス人技師を呼んで、1889年から建設を開始した。

環境を破壊しないために、ゲージは小型の75cmを採用。
今でも世界一幅の狭い鉄道である。

傾斜もあり岩もあり、当時の技術では信じられないくらい大変な技術を要したらしい。

1896年から1959年までは蒸気で走っていた。
(以上、Odontotos rack railwayより

今でも始発駅ディアコプトに、当時の車両が展示してある。




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ありがとう、ポセイドン!

前々回の記事「ヨーコソ、ギリシャへ!」に書いた通り、私の親がギリシャに遊びに来てくれた。


3日目の朝は、7時から近くの海で釣りをした。
以前私とタソが釣りをしたのを知ってから、父がずっとギリシャに来たら釣りをしたいと悲願していたのだ。

その夢、今日叶えましょう








え、パパ、父がこんなに張り切ってるのに


「お父さん、あまり期待しないでね・・・



前回と同じくエサはエビ。3-4つに切って、3連フックに付ける。





父は釣りをするのは約20年振りだと言う。





初めて5分、最初にかかったのは父!

次も父! 

その次も父!



「笑いが止まりませんわ」



「すごいね!どうしてそんなに釣れるの?」

「地面スレスレまで釣り糸を落とすんだ。1分以内に勝負は決まるぞ




やってみると、私もタソも釣れるではないか!!



母・撮影


前回はあまり釣れなかったので船酔いしてしまったが、今回は酔ってる暇なんてない程魚が釣れる!!



なんと合計24匹も釣れた





小さいのはフライにして、大きいの(たったの3匹)は焼いてもらった。






「こんなに釣れるなんて思ってもなかったよ。近所の人もびっくりしてたよ。」
とパパ。


どうやら父の釣りに対する熱意が、海の神ポセイドンに伝わったか???




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ギリシャ選挙~未来はいかに??

昨日はギリシャの選挙だった。


googleのトップページもギリシャ選挙(笑)


ギリシャでは2009年にPASOKが政権を握ったものの、欧州委員会(EU)、欧州中央銀行(ECB)と国際通貨基金(IMF)で構成されるトロイカからの経済制裁に応じるべく、税金は上がりまくり、給料は下がりまくり、失業者は出まくり・・・。
ギリシャ市民だけに負担がかけられてきた。
元はと言えばだらしない腐敗政治が原因なので、ストライキやデモは増える一方である。


PASOKの前に政権を握っていたNea Demokratia(ND)は、今こそ政権を取り戻す時だと、リーダーのサマラスは以前から選挙の実施を要求していた。


結果:




サマラス
の思惑通り、NDは1位。PASOKは3位に転落し、代わりにSYRIZAという政党が2位の座を獲得した。


国会の議席数は300。1位の政党はボーナスとしてプラス50席もらえる。

なので
58108

2位と僅差だったのね。




ただ、統治するには300の議席の半数以上、つまり150席以上は必要である。
上の図を見てもらうと分かるように、第1位のNDでさえたったの108。
これは自信満々だったサマラスも意外だったのではないだろうか。

選挙開けの今日から3日間、サマラスは他の政党のリーダーと会談をして、国会で意を共にやってくれるよう説得して行かなければならない。
以前NDPASOKは協力したことがあるので今回もPASOKは大丈夫だろうが、それでも150にならない(うわぁ、149!)。

もし3日以内に150席埋まらなかったら、2位のSYRIZAチプラスにチャンスが与えられる。

2位もだめなら3位のベニゼロス

それでもダメなら臨時国会が1ヶ月開かれ、再選挙となるが、そんなことになったら政治の不安定さを理由に、
トロイカからお金はもらえないだろう。
しかも6月はギリシャ国債の返済期限。 
そうなるとギリシャ共和国、THE END・・・・かも


左:サマラス   右:チプラス

今までの政党は、一応PASOKで、NDと協力してやっていたのでNDPASOK等と結んで過半数を取っても対して国は変わらないだろう。

SYRIZAという政党は、トロイカからお金はもらいたいが、トロイカの提案する経済緊縮計画には反対というスタンス。交渉がうまく行かなかったら「EUから脱離してやる!」というブラックカードもちらつかせている政党だ。
この政党が政権を握れば、ギリシャ経済の行き先は全く予想不可となるだろう。


ちなみに2009年のPASOKの議席数は160。それでも党内でさえもまとまりが悪く、一つの決断を下すのに苦戦していた。
今回はNDであれSYRIZAであれ、より困難を強いられるのは間違いないだろう。


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